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雨宮惜秋のおしゃべりブログ

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子殺し

放射能被害について、知っておかなければならない大前提があります。それは「放射能に被爆するということは、それがどんなに微量でも危険である

」ということです。これが現代科学の到達点なのです。
「基準値」は政府が事態の深刻さを、小さく見せるために引いたゴマカシです。国民をたぶらかすための詭弁です。「基準値」という線を引いたとこ

ろで、それより上は当然危険ですが、下もまた危険なのです。危険の程度が違うということにしかすぎません。東京電力は、作業員の被曝に対して「

吸い込んだ放射線量はそれほど多くない」と発表しています。彼らは事業主として「道徳無き商業」という大罪を犯し続けています。なぜならば「被

曝量に安全値はない」からです。それほど多くないから安心してよいなどということはありません。
・・・・・内部被曝について・・・・・
内部被曝では放射線を出す物質が、常に体内にあるので自分自身の力で被爆から逃れる方法は、ありません。従って基準値を下回れば安全だから食べ

てもよい、ということにはなりません。つまり、基準値という線引き自体が無意味なのです。内部被曝を引き起こす要因は、無数にあります。食物、

水などの摂取や、汚染された大気を呼吸することによって、体内に取り込まれます。原発の放射性物質は大気中、地中、土壌、河川、海へと放出され

続けています。福島第一原発からの放射性物質は、首都圏を含めた広範囲に広がっています。日本中すでに安全な食料は、どこにもありません。今や

いかにして、放射能汚染された食料を利用するか、という知恵が必要となりました。
子供たちは放射性物質に対する感受性が強いので、できる限り汚染度の低いものを与えなければなりません。妊娠中の人や、妊娠する可能性のある人

も同様です。
放射能汚染から身を守るためには、政府の基準値規制は全く役に立ちません。このままでは子供が危ないのです。まず個々の作物や食品の汚染度を明

記することが必要です。そのうえで、どの食物を選ぶかの判断を、消費者にゆだねるべきなのです。実は、子供たちとは違って被曝に強い世代がある

のです。・・・・・つづく・・・・・、
by so-ra-tobu | 2011-08-27 12:42
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